>>433
ATSの復帰ボタンを押せば(今回の保安装置がATSかどうかはしらないが)、簡単に解除はできる。
しかし、国交省や各社局の規則上、無断で復帰するわけにはいかない上、無断復帰したときに事故が起きる確率のほうが遥かに高いので、どうしても指令とのやりとりなどが発生してしまう。
結果、5分停止しただけでも火がうつってしまう(ATSも無断復帰可能な場合はあるが、踏み切りと連動するATSはどの社でも無断復帰を許していないだろう)。
どれだけの時間停止したかはしらないが、すぐに動くことはない。システムとしては可能だが、規則としては駄目ということね。

今回一番問題なのは、すでに小田急には通報されていたのに、現場の消防が警察に「列車を止めさせろ」と迫ってしまい、人間の心理で警官がボタンを押したことかな。
火事対処のプロに迫られた警官はあまり責められないかもしれんが(現場で対立を生むわけにもいかないし)、消防は冷静さに欠けていたと思う。今の情報の範囲でいうと。