11日午前9時ごろ、津市西丸之内の路上にサルがいるのを近くの女性が見つけ、市に通報した。
現場は津市中心部。
市職員らが約3時間、網などを使って捕獲を試みたが、取り逃がした。

市によると、体長60〜70センチのニホンザルとみられる。
午前10時ごろには市職員ら約15人が最初の発見場所から約200メートル北東の
市役所本庁舎前で再び見つけ、近くのビルの屋上に追い込んだ。

だが午後1時ごろ、このビル北側にある津地裁の方向に逃げられ、行方が分からなくなった。
担当者は「逃げ場の少ない市街地だったので、うまく追い込めたのに」。
けが人は確認されていないという。

一帯は官庁がある市街地だが、津城跡など公園の緑も多い。
津市の市街地では近年サルの目撃情報が増え、昨年も津駅近くに出没したという。
市は、サルを見つけてもえさを与えたり目を合わせたりしないように呼びかけている。

写真:サルを捕まえようとする関係者ら
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以下ソース:朝日新聞 2017年9月11日18時53分
http://www.asahi.com/articles/ASK9C5G4VK9CONFB014.html