自宅のトイレで倒れた妻(72)を放置したとして、奈良県警は11日、
奈良市中登美ケ丘6の医師、三浦尚(たかし)容疑者(75)を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。
妻は、警察官らが自宅に駆け付けた後に死亡が確認された。

逮捕容疑は今月8日ごろ、マンション1階の自宅トイレで便器と引き戸の間で倒れ、
動けなくなった医師で妻の淳子さんを11日朝まで放置したとしている
三浦容疑者は「妻を動かすことができず、様子を見るしかなかった」と容疑を否認しているという。

県警によると、三浦容疑者は淳子さんと2人暮らし。
淳子さんが開業している医院でともに働いていたが、
8月中旬に淳子さんがめまいなどの体調不良を訴え、一時入院。
その頃から医院を休んでいた。

三浦容疑者が11日朝、淳子さんが死んでいると九州在住の娘に電話で伝え、娘の進言で110番したという。
県警は遺体を司法解剖し、死亡したいきさつなどを調べる。

以下ソース:毎日新聞 2017年9月11日 22時31分
http://mainichi.jp/articles/20170912/k00/00m/040/122000c