合理的に考えるなら、伊丹or神戸の有効活用は当然の経営的判断になる
旅客や航空会社が望んでいる以上、運営者も商機であるとして規制緩和を求めて行くだろう
そもそも、規制緩和しなければ神戸を買った意味が無い

関西経済浮揚のカギは神戸空港にあり - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamuratomohiko/20170527-00071362/

・航空会社は国際ビジネス路線を就航させたい

他国に事例を見ると、郊外に建設した新空港は、主に長距離国際線とLCC用に活用し、
市内中心部に近い在来空港は、国内線と近距離国際線に活用していることが多い。

「外国人も含む経営幹部層が居住している地域は、大阪北部から神戸にかけてであり、
神戸空港からの近距離国際線のビジネス需要は高い。
航空会社としては、LCCなどと対抗するために神戸空港から近距離国際線を就航したいという考えは強い。」

ある航空会社幹部はそう明かしてくれた。


実際は利便性が高く、航空会社も国際線を飛ばしたいと考えるほどに魅力的な神戸空港が、なぜ今まで酷評されてきたのか。
それはひとえに関西国際空港の保護のためである。

「簡単な話だよ。大阪の南北問題だ。経済性とか、そういうのは二の次だから。」

ある与党国会議員は、筆者にそう言い放った。
航空会社の経営戦略や、国内外の空港の在り方の見直しなどとは別の力が関西三空港問題には働いてきた。
そのことが、長らく関西経済の浮揚の障害の一つとなってきたと言える。