多くの現場の医者が、自分の医療信念よりもリスクマネジメントを優先せざるように
ならなくなったのは、一部の裁判官のいびつな賠償判断と、その一部を針小棒大
に騒ぎ立てる報道の在り方という他分野の影響が絶大に大きい。

その結果、多くの知り合いの医者達が、その現場から違うところにいったよ。
ばかばかしくてやってられないと言い残しながら。

それでも、若手の意識高い系が毎年新しくそういう現場に入ってくるから
現場は、新旧交代はそれなりにあるにので、まあ、なんとか今の現状で
回ってるってとこかな。

経営層は、そういう現場の苦労ではなく、多分、国のネコの目行政と金銭
のにらめっこ状態で、同じ医療でも、現場の医者と見えてるものが違う。