難民の子ども350万人が学校に行けず、国連が資金援助訴え

レバノンの首都ベイルート郊外にある難民キャンプで遊ぶシリア人難民の子どもたち(2017年9月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANWAR AMRO
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AFP 2017年9月12日 16:55 発信地:ジュネーブ/スイス
http://www.afpbb.com/articles/-/3142606

【9月12日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は12日、世界各地で難民となった子どもたちのうち、半数超に当たるおよそ350万人が学校に通えていない状態であると明らかにした。同事務所は、難民の子どもたちに対する教育へのさらなる出資と持続的な資金援助を求めている。

 UNHCRが発表した報告書によると、UNHCRの支援下にある5〜17歳の難民の子どもたち640万人の中で、昨年の間に1日も学校に通わなかった子どもたちはおよそ350万人に上ったという。