9/12(火) 16:00配信
マネーポストWEB

くら寿司も糖質オフメニューを導入(HPより)

 回転寿司チェーンの『無添くら寿司』が、ご飯の代わりに大根を使った糖質オフメニューを8月31日から提供を開始し、話題になっている。

 炭水化物の摂取量を減らす「糖質制限ダイエット」が流行しているなか、登場したくら寿司の糖質オフメニュー。通常の半分の量のシャリを使った「シャリプチ」(108円)と、ご飯の代わりに酢漬けの大根を使った「シャリ野菜」(108円)、ラーメンメニューの麺を抜いて代わりにキャベツやもやしなどの野菜を入れた「らーめん麺抜き」(400円)の3シリーズが販売される。

 外食チェーン事情に詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう話す。

「糖質制限ダイエットがブームになったことで、炭水化物を抜いたメニューを提供するチェーン店が増えています。昨年9月には、つけめん店『舎鈴』が、つけめんの麺をプラス90円で茹でた豚肉に変更できるオプションを提供したところ、ネットで大きな話題となり、売り切れ状態になることがありました。この出来事以降、多くの飲食店で様々な形での糖質オフメニューが提供されるようになっています」(以下同)

 たとえば、牛丼チェーンの『すき家』では、2017年4月5日からこんにゃく麺を使用した低糖質メニュー「ロカボ牛麺」(並盛り490円)、「ロカボ牛ビビン麺」(並盛590円)を販売している。カロリーは「ロカボ牛麺」が384kcal、「ロカボ牛ビビン麺」が423kcal。「牛丼」の並盛(350円)が656kcalなので、40%ほど糖質が制限されていることとなる。

「『ロカボ牛麺』は、牛肉と油揚げと揚げ玉がトッピングされた肉うどんに近いメニューです。『ロカボ牛ビビン麺』は、こんにゃく麺の上にたっぷりの野菜と牛肉とキムチを乗せて、ピリ辛ダレで味付けしたメニュー。低カロリーメニューの割には、満腹感はなかなかのものです」

 また『松屋』では、2017年1月24日から2月7日まで、「定食のライスを温豆腐に変更」というサービスを実施した。6月13日からはライスを大根おろし+豆腐のおろし豆腐に変更可能なサービスを展開し、「おろし豆腐は、ライス(並)と比較すると糖質約92%、カロリー約70%オフ」だとしている。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170912-00000002-moneypost-bus_all