ことし6月、石川県警察本部の20代の男性巡査長が、県内の遊戯施設で女性を盗撮したとして、県迷惑行為等防止条例違反の疑いで金沢地方検察庁に書類送検されていたことがわかりました。
巡査長は、7月に減給6か月の懲戒処分を受け、すでに依願退職したということです。
警察によりますと、書類送検されたのは石川県警察本部の20代の男性巡査長です。

ことし6月、県内の遊戯施設で女性を盗撮したという通報が、目撃していた人から警察に寄せられ、駆けつけた警察官が巡査長から任意で事情を聞いていました。
巡査長は警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
警察は、女性を盗撮したとして、県迷惑行為等防止条例違反の疑いでことし8月、巡査長を金沢地方検察庁に書類送検しました。

また警察は、巡査長をことし7月、減給10分の1、6か月の懲戒処分にしました。
巡査長はすでに依願退職しているということです。
石川県警察本部監察課の舟山修次席は「関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。今後一層職員に対する指導と倫理教育を徹底し、再発防止に努めていきます」とコメントしています。

配信09月12日 12時25分
石川 NEWS WEB
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