https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170913-00000005-tncv-l40

今より最大で40メートル高いビルの建設が可能となります。

空港に近いことから福岡市の中心部に制限が設けられている高さ制限が、
大幅に緩和されることがTNCの取材でわかりました。

現在、福岡市の中心部は航空法によって、建物に高さが76メートルに制限されています。

この高さ制限について福岡市が国に緩和を求めていたところ、国土交通省が
今回その要望を認め、緩和する方針を固めたことがTNC取材でわかりました。

関係者によりますと、渡辺通りより西側の大名小学校跡地までのエリアを「115メートル」に。

一方、東側の福岡ビルの場所を「99メートル」とし、空港に近くなるにしたがって
低くするということです。

高さ制限の緩和を巡っては、国家戦略特区の一環として、2014年に天神の
明治通り地区の高さが67メートルから76メートルに緩和されていました。

さらに今年7月には大名小学校跡地が115メートルに緩和されています。

中心部のオフィスの空室不足などから2024年までに天神地区のビル30棟を建て替える
「天神ビッグバン」の計画を進めている福岡市。

併せて博多駅地区でも高さ制限が緩和される見通しとなっています。