敬老の日を前に、埼玉県吉川市が米寿(88歳)と白寿(99歳)の市民を対象に祝い品カタログを送ったところ、9割近くが現金を希望した。

 市長寿支援課によると、従来の祝い金1万円の他に、食品やサービス、似顔絵作成など計30品目から選べるカタログを作成。8月初旬に米寿142人と白寿14人に発送し、150人から返信があった。

 最も多かったのは「現金」で130人。以下、掛け時計6人、市内有名料亭のペア食事券3人、市ブランド米「吉川のしずく」(20キロ)3人などと続いた。

 「ワクワクしながらカタログを開きました」「とても見やすい」など、カタログは好評だった。同課の担当者は「来年はイベント開催など、新しいアイデアを盛り込みたい」としている。

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