旧1万円札の偽札100枚を密輸しようとしたとして、沖縄県警は15日、
台北市在住の会社員(いずれも自称)で台湾人の楊中利容疑者(52)を
関税法違反(輸入禁止貨物の輸入未遂)容疑で逮捕したと発表した。

発表などによると、楊容疑者は8月29日、台湾発の航空機で那覇空港(那覇市)に到着した際、
聖徳太子が描かれた偽の旧1万円札100枚をショルダーバッグの中に隠して密輸しようとした疑い。
県警は認否を明らかにしていない。

沖縄地区税関の職員が、急いで税関を通過しようとした楊容疑者の様子を不審に思い、
持っていたバッグを検査して発覚。
8月30日に逮捕していた。

楊容疑者は「観光目的で沖縄に来た」などと供述しており、県警は入手経路などを捜査している。

同税関は15日、楊容疑者を同法違反で那覇地検に告発した。

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年09月16日 09時59分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170916-OYT1T50027.html