@欧米との金利差拡大・・・日本は今、金利はゼロに近い。一方欧米は出口戦略に入り、これから金利を徐々に上げていく。
  ↓          海外の方が金利が高いので日本のカネが外に向かう。円を売って海外の通貨を買う、つまり
  ↓          円安が進行する。

A円安の進行
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B金利引き上げ「逆ざや」・・・円安が進むと日銀は当然対応策をとらなければならない。普通なら金利を引き上げ誘導するが
  ↓            そうすると各都市銀行が日銀に預けているおカネについての利払いが増える。やがては日銀が
  ↓            債務超過に陥る可能性が出てくる。
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C債務超過に転落
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Dインフレ止まらず・・・この日銀のブレーキが効かなかった場合、円安がさらに進行してインフレになる。輸入品の価格が上がり
  ↓         それに波及されていろんな物の価格が上がる。普通の中央銀行であれば、金利を上げて為替が安くならない
  ↓         ように抑えつつ物価も抑制することができるが、低金利の国債を大量に抱えすぎた、資産規模がでかくなり
  ↓         すぎた日銀には、それができない。
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E預金引き出し規制・・・インフレがどんどん進行すると、銀行にお金を預金している人がみんな「銀行は大丈夫か?」となって
  ↓         預金を引き出しにかかるが、みんなでそれをやろうとするとギリシャのように規制がかからざるを得ない。
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F事実上の財政破綻・・・金利の上昇で、大量の国債を抱えた国(日銀)は利払いで首が回らなくなり財政が圧迫される。
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G社会保障費大幅削減・・財政が圧迫された結果、社会保障に回せるカネが無くなってしまう。