陸前高田市は20日、同市の正職員で構成する市職員厚生会の運営費約474万円を着服したとして、
30代の主事級男性職員を懲戒免職処分とした。

市によると、男性職員は昨年4月〜今年1月、51回にわたり同会の預金口座から現金を引き出し、
計473万9千円を外国為替証拠金取引(FX)や遊興費に使った。
通帳と印鑑は別々の職員が持っていたが、キャッシュカードで引き出していた。

同会は職員の慶弔金や永年勤続表彰の旅行券など、
親睦と福利厚生のため任期付きを含む正職員約290人が毎月会費を積み立てている。

同市の須賀佐重喜理事は「着服したのが公金でなく、告発もしないため」として、
男性職員の氏名などを明らかにしていない。

以下ソース:岩手日報 2017/09/21
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170921_2