大阪市教委は21日、市立西淡路小の50代の女性教諭が、飲酒後に転倒して気を失った間に児童434人分の住所や氏名などを記録したポータブルハードディスクを紛失したと発表した。情報の流出は確認されていない。

市教委によると、教諭は15日午後、市内で研修後に教員仲間と飲食。16日午前0時ごろに駅から自宅に向かう途中で転倒して意識を失った。約2時間後、通報を受けた警察官が駆け付けて教諭は意識を取り戻し、ハードディスクが入ったカバンがなくなっていることに気付いた。

ハードディスクは私物で、1998年以降に勤務した小学校の児童434人分の住所や氏名、校外で活動した際などの写真700点以上が保存されていた。校外への持ち出しは禁じられており、パスワードもかけていなかった。【椋田佳代】

配信2017年9月21日 12時02分
毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170921/k00/00e/040/299000c