ハリケーン “マリア” プエルトリコで「壊滅的被害」
日本放送協会:2017年9月22日 9時20分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170922/k10011151711000.html

カリブ海で発達したハリケーン「マリア」によって周辺の島々で少なくとも19人が死亡したほか、アメリカの自治領、プエルトリコでは送電網が破壊され全土で停電となるなど、アメリカのメディアは壊滅的な被害が出ていると伝えています。

ハリケーン「マリア」はカリブ海で発達し、18日に強さを示す5段階のうち最も強い「カテゴリー5」の状態で通過したカリブ海の島国ドミニカで少なくとも15人が死亡するなど、
AP通信は周辺の島々で少なくとも合わせて19人が死亡したと伝えています。

「マリア」はその後も強い勢力を保ったままカリブ海を北西に進み、20日には2番目に強い「カテゴリー4」の状態でプエルトリコを横断したあと、大西洋を北に向かって進んでいます。

プエルトリコでは最大風速69メートルの強風が襲ったのに加えて大雨が降り、広い範囲で住宅などが破壊されたり洪水が起きたりしているほか、
送電網が破壊されて全土で停電し、アメリカのメディアは壊滅的な被害が出ていると伝えています。

被害の全容はわかっておらず、プエルトリコの知事は「経験したことのない事態だ」と述べ、電気の復旧だけで数か月かかるという見通しを示しました。

カリブ海諸国ではおよそ2週間前にもハリケーン「イルマ」でおよそ40人が死亡し、多くの建物が破壊される被害が出たばかりです。



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