朝日新聞2017年9月22日19時46分
http://www.asahi.com/articles/ASK9Q5SDGK9QUTIL046.html

東京都の小池百合子知事は22日の定例記者会見で、憲法改正について「色々な観点から改正の余地があるのではないか」と述べ、改憲推進の姿勢を示した。一方、安倍晋三首相が掲げ、自民党が衆院選公約に盛り込む方針の憲法9条改正については「9条にスポットが当たると、この国は思考停止する。総合的にみるべきだ」と指摘した。

特集:小池都政

 小池氏は首相の衆院解散の方針について、改めて「大義がない」と批判。「北朝鮮情勢への対応を国民に問うのは危険過ぎじゃないか」と述べた。一方、他党から、知事を務めながら新党に関わることに批判的な声があるが、小池氏は「知事が国政(政党)に関与する例はあった。どのようにするのが国にとって、都民にとって良いのかを模索したい」と、新党の役職に就く可能性を否定しなった。