9月25日 14時54分

自民党と民進党の国会対策委員長が会談し、民進党が、今週28日に召集される臨時国会の冒頭で衆議院を解散するのは認められないとして、各党の代表質問などを行うよう重ねて求めたのに対し、自民党は応じられないという考えを伝えました。
この中で民進党の松野国会対策委員長は、今週28日に召集される臨時国会の冒頭に衆議院が解散される見通しとなっていることについて、森友学園や加計学園をめぐる問題などを審議すべきで認められないとして、安倍総理大臣の所信表明演説に対する各党の代表質問や予算委員会、それに党首討論を行うよう重ねて求めました。

これに対して、自民党の森山国会対策委員長は「臨時国会冒頭に解散されるのであれば、なかなか、かなえられない」と述べ、応じられないという考えを伝えました。

また松野氏は、弾道ミサイル発射などを受けた北朝鮮に対する非難決議を衆議院本会議で行うよう求めたのに対し、森山氏は「与党として努力するが、決議案をまとめることができるかどうかだ」と述べるにとどめました。

このあと、松野氏は記者団に対し、「北朝鮮の問題に関しては与野党関係なくしっかり協力をしていくので、国会で非難決議をするべきだ。安倍総理大臣が国連で北朝鮮を非難しておきながら、国会で決議をしないのは言語道断で考えられない。平和ぼけの極みだ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170925/k10011155321000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004
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