http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170925/k10011155591000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

週明けの25日の東京外国為替市場は、アメリカが追加の利上げに踏み切るという見方から、ドルを買って円を売る動きが先行しましたが、北朝鮮情勢への警戒感を背景に、円を買い戻す動きも出てドルに対する円相場は全体としては小幅な値動きとなりました。

午後5時時点の円相場は、先週末と比べて23銭、円安ドル高の1ドル=112円23銭から25銭でした。一方、ユーロに対しては、先週末と比べて65銭、円高ユーロ安の1ユーロ=133円66銭から70銭でした。ユーロは、ドルに対しては、1ユーロ=1.1908から12ドルでした。

市場関係者は、「アメリカが年内に追加の利上げを行うという見方が強まり、市場では、より高い利回りが期待できるとして、ドルを買って円を売る動きが続いた。ただ、朝鮮半島情勢を巡り、トランプ大統領が新たな入国制限措置を発表したことなどから、改めて警戒感が意識されて円を買い戻す動きも出たため、円相場はドルに対し、全体として小幅な値動きになった」と話しています。

9月25日 17時54分