0001みつを ★
2017/09/27(水) 05:41:10.31ID:CAP_USER99月27日 4時48分
58人が死亡、5人が行方不明となった御嶽山の噴火から、27日で3年です。先月、噴火警戒レベルが引き下げられたことを受け、地元の自治体では山頂付近の立ち入り規制の解除に向けて、今後、避難シェルターの設置など登山者の安全対策をどう進めていくかが課題となっています。
3年前、平成26年9月に起きた長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火では、山頂付近を中心に58人が死亡し、今も5人が行方不明のままです。
噴火から3年となる27日は、ふもとの長野県王滝村で追悼式が行われ、遺族や地元の関係者が噴火した時刻と同じ午前11時52分に黙とうをささげ、犠牲者を悼むことになっています。
御嶽山では先月噴火警戒レベルが2から1に引き下げられ、地元の自治体が山頂付近の立ち入り規制の解除に向けた議論を進めていて、このうち長野県木曽町は、地元経済の柱である観光の復興のため、早ければ来年秋にも規制を解除したいとしています。規制の解除に向けて山頂付近の安全対策も本格化し、地元の自治体では、噴火で荒廃した山頂の山小屋を取り壊し新たに避難シェルターに建て替える工事を始めたほか、山頂に宿泊施設を設けず、長時間とどまらないなど独自のルールをつくることを検討しています。
しかし、突然の噴火の際に登山者を迅速に避難させるのは容易ではなく、今後、安全対策をどう進めていくかが課題となっています。一方、災害を教訓に登山者の火山への意識を高めていくことも課題で、長野県などは、火山の知識を身につけ登山者などへの啓発を行う「火山マイスター」の育成や災害を伝える施設の設置などを進めていくことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170927/K10011157661_1709270056_1709270448_01_02.jpg