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日本とタイが正式な外交関係を結んでからことしで130年になるのを記念して、タイの首都バンコクで、両国の交流の歴史などを紹介する展覧会が開かれています。

日本とタイの交流はおよそ600年前から続いているとされ、130年前の明治20年には、正式な外交関係が結ばれました。

26日は首都バンコクで日タイ修好130年を記念した展覧会の開会式が開かれ、タイのウィラサック副外相が「両国関係は、包括的な協力関係に発展しており、お互いの経済の発展を支えてきた」とあいさつしました。

会場には、日本の皇室とタイの王室の交流の歩みを紹介した写真やパネルが展示されているほか、タイでも人気の日本のアニメのキャラクターや小説なども紹介されています。
また、26日はラナードと呼ばれる木琴のようなタイの伝統楽器の奏者、クン・インさんと、バンコクを拠点に活動している日本の琴の奏者、坪井紀子さんがタイでも人気がある日本の歌の演奏を行い、集まった人たちは両国の伝統楽器の共演を楽しみました。

日タイ修好130年の親善大使を務めるタイの俳優、ジェームス・ジラユさんは「タイは暑くて雪が降らないので北海道でスキーをするのが、大好きです。タイの人に日本とタイの強い絆を伝えていきたい」と話していました。

9月27日 7時01分