意識が消えるその瞬間、全身が砕ける音を聞いた気がした
と、まるで居眠りからゆすり起こされたかのように
列車内の座席に座っている自分がいた
停車している、奇妙に静かだ
動かない窓外の景色は真っ暗の闇だ、ここは駅ではないらしい
いつまでも列車は動き出さない
何やら自分は永遠の時をここで過ごす予感がする