「カード番号教えて」は全て詐欺!=包装に警告文、コンビニ配布−大阪府警
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017100100318&;g=soc

 有料サイトの利用料などをかたる架空請求詐欺で、現金ではなくコンビニエンスストアなどで購入させた電子マネーのID番号を送らせる手口が急増している。大阪府警は「『カード番号を教えて』はすべて詐欺!」などの警告メッセージを印刷した包装用の封筒を作製。府内のコンビニに配布し、客が購入したカードを封筒に入れて渡すことで、被害防止を呼び掛ける。

 被害の多数を占める「アマゾンギフトカード」のようなプリペイドカード式電子マネーは、インターネットでカードに印字されたID番号を入力することで、現金同様に商品購入などができる。
 警察庁によると、IDを送らせる「電子マネー型」詐欺は全国で7月末までに約1860件起き、被害額は約9億5800万円と前年同期比約3倍に急増。大阪府内では件数が前年の約4倍、金額は同7倍に上った。
 警告文入りの封筒は60万枚作製。府内のコンビニ約4000店で10月から配布する。府警特殊詐欺対策室は「番号は現金と同じということを知らない人が多い。封筒で詐欺と気付いてほしい」と話している。(2017/10/01-14:35) 

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