10/1(日) 21:34配信
時事通信

 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は1日、東京都内で街頭演説し、2019年10月の消費税率10%への引き上げ時に導入される予定の軽減税率について、簡素な仕組みに見直すべきだとの考えを示した。軽減税率導入は公明党が強く要望したもので、衆院選での与党選挙協力に影響を与える可能性もありそうだ。
 演説で小泉氏は、安倍晋三首相が消費税の使途変更を打ち出したことに触れ、「消費税を集めるときの在り方も見直すべきだと思う」と主張。「分かりやすくもっていこう」と訴えた。 
 小泉氏は、ファストフード店などを例に、食品を店内で食べるか、持ち帰るかで税率が変わることを説明。「ピザを頼むために、これを考えなければいけない」と、煩雑さを指摘した。
 新聞の税率が8%に据え置かれることにも矛先を向け、「『消費税を増税しろ』と言っている新聞が(税率)10%になっても消費税を負担しないのはおかしい」と疑問を呈した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171001-00000118-jij-pol