生後2カ月の孫の女児を暴行し死亡させたとして、傷害致死罪に問われた祖母の無職の女(67)=大阪市東淀川区=の裁判員裁判で、大阪地裁は2日、「抵抗できない乳児に強い衝撃を与えた非常に危険な行為だ」として、懲役5年6月(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

 判決理由で飯島健太郎裁判長は、医師の証言を基に、女児の頭部に成人が全力で揺さぶる程度に強い外力が加えられたことが原因で、急性硬膜下血腫などの傷害が生じたと認定。「何らかの暴行を加えることができたのは被告以外にいなかった」と判断した。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017100201001415.html