前橋市の40代の男性がO157に感染して今月1日、死亡していたことがわかりました。
市の保健所は、群馬県などの総菜店の利用客が相次いで感染した食中毒とは関連がないとしたうえで、
感染経路を調べています。

前橋市の保健所によりますと、市内に住む40代の男性が8月30日に
下痢などの症状を訴えて医療機関を受診し、検査の結果、腸管出血性大腸菌O157が検出されました。
男性は入院して治療を受けていましたが、O157が出す毒素の影響で溶血性尿毒症症候群を発症し、
1日、死亡したということです。

群馬県と埼玉県にある同じ系列の総菜店の利用客が相次いでO157に感染し、
3歳の女の子が死亡した食中毒とは遺伝子の型が異なるということで、
保健所は、関連がないとしています。

保健所は、発症の2週間ほど前までさかのぼって男性が食べたものを調べるなどしましたが、
これまでのところ、感染経路はわかっていないということです。
保健所は、男性の家族や職場などで、ほかにO157に感染した人は確認されておらず、
引き続き感染経路を調べるとともに、手洗いなど予防策の徹底を呼びかけています。

以下ソース:NHK 10月3日 17時39分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171003/k10011166481000.html