山形市の50代の男性課長が今年7月、同市内のスーパーで万引をしたとして、
山形署に摘発されていたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。
同署は逮捕せずに任意で捜査した。

市職員課は山形新聞の取材に対し、
「(当事者から)報告を受けていない。事実関係の把握に努めたい」としている。

捜査関係者によると、男性課長は7月下旬、市内のスーパーで数百円の食料品を万引したという。

山形市職員の服務規定は
「勤務中でも勤務外でも事故が発生したときには、速やかに所属長に報告しなければならない」などと定めている。
同課によると、万引で摘発されるような事案は服務規定が定める「事故」に該当し、報告の対象に当たるという。

県内では最近、公務員による不祥事が相次いでいる。
今年9月には県立中央病院の男性医師(27)がJR山形駅(山形市)に併設する商業施設内で、
女性のスカート内をスマートフォンで撮影したとして県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の容疑で逮捕された。
この医師は勤務する病院の女子更衣室内を盗撮していたことが後に判明し、捜査当局は調べを進めている。

昨年8月には県置賜総合支庁に勤務する男性職員(47)がJR東京駅内のエスカレーターで女性の尻を触ったとして
東京都迷惑防止条例違反(痴漢行為)の罪で有罪判決(控訴中)を受けている。

以下ソース:山形新聞 2017年10月04日 08:12
http://yamagata-np.jp/news/201710/04/kj_2017100400064.php