高級イチジクの収穫最盛期 佐渡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20171004/1030000277.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

フランス原産の黒いイチジクで収穫量が少ないため、「黒いダイヤ」とも呼ばれる
高級イチジクの収穫が新潟県佐渡市で最盛期を迎えています。

このイチジクはフランス原産の高級品種「ビオレ・ソリエス」で、
皮が黒く、通常のイチジクより糖度が高いという特徴がありますが、栽培が非常に難しいことから
「黒いダイヤ」とも呼ばれています。

佐渡市の小木地区では17年前に栽培を始め、今は11世帯の農家が年間10トン余りを出荷しています。
先月上旬から始まった出荷作業は、現在、最盛期を迎えていて、地区の共同集荷場では
朝早く収穫されたイチジクが持ち込まれ、次々に箱詰めされていました。

ことしは台風などの被害もなかったことから生育も順調だということです。

「ビオレ・ソリエス」は、東京のレストランや洋菓子店などに出荷されるほか、
県内の市場でも通常のイチジクの2倍ほどの価格で取り引きされるということです。

小木イチジク生産組合の石塚雅実組合長は
「黒いダイヤと呼ばれているが味はもちろんのこと輝きも含めて評判がよいのでぜひ味わってほしい」
と話していました。

10/04 10:42