三重県鳥羽市の鳥羽水族館は3日、パラオオウムガイの展示を始めた。

 国内の水族館では初めてだとしている。

 パラオオウムガイは、パラオ諸島近海の水深50〜600メートルに生息する固有種で、オウムガイの中では最大級(殻径約20センチ)。

 同水族館スタッフが9月23日〜10月2日、パラオで生態調査と捕獲を実施。捕獲したパラオオウムガイのうち6匹(雄2匹、雌4匹)の一般公開を始めた。

 パラオオウムガイを飼育しているのは国内で同水族館のみ。同水族館のオウムガイ類は3種29匹となった。

2017年10月04日 07時56分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171003-OYT1T50158.html

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