県の許可を得ないで建築物を建てたとして、県警捜査4課と大宮署の合同捜査班は4日、
建築基準法違反の疑いで、加須市下樋遣川、指定暴力団山口組系組長の男(54)と
同市三俣2丁目、同組員の露天商の男(48)を逮捕した。

逮捕容疑は2015年10月ごろから16年6月ごろの間、加須市上樋遣川の
組長の男の実家敷地内に、県の確認を受けないまま鉄筋2階建て倉庫を建てた疑い。
県警は認否を明らかにしていない。

同課によると、倉庫は組長の男の要望を受けて露天商の男が建築。
床面積は100平方メートルほどで、露天商の材料などを収納するのに利用していたという。

組長の男は暴力団員であることを隠して競馬のために口座を開設したとして、
5月24日、詐欺容疑で県警に逮捕されていた。
捜査の中で建築基準法違反の疑いが浮上。

県警はグーグルマップに利用されている米国の企業の衛星写真を基に、
倉庫が建てられたとみられる期間を特定した。

以下ソース:埼玉新聞 2017年10月4日(水)
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/10/05/03_.html