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タイ政府は観光地で人気の三輪タクシー「トゥクトゥク」を5年後の2022年までにすべて電動化する計画を発表し、日本人にも親しまれている観光名物の乗り物も時代の波による変革を余儀なくされています。

三輪タクシーのトゥクトゥクは、タイの市民の足として、また観光地での移動手段としてタイ国内で幅広く利用されています。

このトゥクトゥクについてタイのエネルギー省は、排ガスによる大気汚染を防ぎ、省エネを推進する環境対策の目的で、国内を走る2万2000台すべてを5年後の2022年までにすべて電動化する計画を発表しました。

具体的には政府が所有者に対して、電動のトゥクトゥクに改造するのに必要な補助金を支給し切り替えを促すことにしていて、来年は100台を電動化し、再来年以降さらに台数を増やす計画です。

電動のトゥクトゥクは、タイ国内のメーカーが生産する予定で、政府はメーカー側と量産化に向けて協議しています。

タイ政府は、産業の高度化の一環として電気自動車の普及を重要政策として掲げていて、日本人にも親しまれている観光名物の乗り物も時代の波による変革を余儀なくされています。

10月5日 20時30分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171005/K10011169131_1710052054_1710052055_01_02.jpg