【ワシントン時事】米海軍のイージス駆逐艦「チェイフィー」は10日、中国が実効支配する南シナ海・西沙(英語名パラセル)諸島付近を航行した。中国による過剰な海洋権益を否定する「航行の自由作戦」の一環。米海軍筋が明らかにした。
 
同筋によると、チェイフィーは中国が造成した人工島付近を航行したが、人工島から12カイリ(約22キロ)内には入らなかった。中国は人工島周辺12カイリ以内を「領海」と見なしている。トランプ政権発足後、南シナ海の係争海域での航行の自由作戦は4回目とみられる。

配信(2017/10/11-06:13)
時事ドットコム
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