http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171011/k10011174821000.html

ことし6月、神奈川県内の東名高速道路で、ワゴン車がトラックに追突され
夫婦が死亡した事故で、ワゴン車の前に乗用車を止めて進路を妨害したとして
逮捕された25歳の男は、高速道路上で車から降りてワゴン車の後部ドアを
無理やり開けさせ、亡くなった男性を、車の外に引きずり出そうとした疑いが
あることがわかりました。

ことし6月神、奈川県大井町の東名高速道路で、追い越し車線に停車していた
ワゴン車に大型トラックが追突し、ワゴン車に乗っていた静岡市清水区の
自動車整備会社経営、萩山嘉久さん(45)と妻の友香さん(39)が死亡し、
15歳の長女と11歳の次女がけがをしました。

事故の直前、萩山さんのワゴン車の前に乗用車を止めて進路を妨害したとして、
福岡県中間市の建設作業員、石橋和歩容疑者(25)が、過失運転致死傷などの
疑いで逮捕されました。
石橋容疑者は、高速道路上で乗用車を止めたあと、車を降りてワゴン車に
近づいていましたが、その後の調べで、ワゴン車の後部ドアを無理やり開けさせ、
萩山さんを車の外に引きずり出そうとした疑いがあることが、警察への取材で
わかりました。

その後石橋容疑者は、車内にいた萩山さんの胸ぐらをつかむなどしたあと、
事故が起きたということです。
萩山さんの娘も同じような状況を説明していて、警察は、詳しいいきさつを
調べています。