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2017/10/12(木) 01:59:47.49ID:CAP_USER9[ロンドン 11日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は11日公表した月次報告で2018年の世界石油需要見通しを前回から日量23万バレル(bpd)引き上げ、日量3306万バレルとした。そのほか、OPECやロシアによる減産によって供給過剰が解消されているとし、市場が引き締まる中で18年は供給不足となる可能性を指摘した。
OPECは7月から3カ月連続で石油需要見通しを引き上げている。
石油精製品の在庫が少ないほか、寒波の影響で暖房需要が増える可能性があり、今年の冬は相場が下支えされるかもしれないとの見方を示した。
報告書は、協調減産が効果を発揮していることにOPEC当局者が自信を高めていることを示す。ただ原油価格の上昇の恩恵を受けるにはまだ早いもようだ。OPECは18年の原油価格が1バレル50ドルから55ドルの水準に留まるとの見通しを示した。
報告書は「冬季になり、石油精製品の供給はひっ迫している。過去2年間にみられた供給過剰状態から状況が変わっていることを示す」とした。「OPECの加盟国・非加盟国の産油国は引き続き、過剰な原油を取り除くことに成功している」と評価した。
供給過剰を解消するためにOPEC加盟国は日量120万バレルの減産に、ロシアやその他の非加盟国はその半分の減産に合意している。18年3月まで減産を続けることとなっている。
9月のOPECの生産高は、18年の需要見通しを下回ったものの、日量約8万9000バレル増加し、日量3275万バレルとなった。協調減産に加わらないことを認められているリビアやナイジェリアが生産を増やした。
2017年10月11日 / 18:12 / 1時間前更新