12日午後6時頃、東京・JR八王子駅に緊急停車していた普通電車(6両編成)から、
乗客が非常ドアコックを操作して降車するトラブルがあったことが、
13日、JR東日本八王子支社への取材で分かった。

けが人はなかったが、
同社は「係員の指示がない操作は危険な行為で、定時運行にも支障がでる」と
火災など非常時以外の使用を控えるように呼びかけている。

同支社によると、中央線の立川発松本行きの電車が駅に到着する際、
ホームの白線より線路側に人がいたため、運転士が緊急ブレーキを使って
停止位置の約15メートル手前で止まった。

安全確認中に先頭車両の乗客が最後部のドアを開け、続いて数人が降車したという。
車内放送では、乗客に待機するよう伝えていた。

安全確認後、電車は停止位置に進んでから乗り降りしてもらい、定時より10分遅れて駅を出発した。

非常ドアコックを使っての降車は、
列車の運転中に乗客の乗降を禁じる鉄道営業法に抵触する可能性がある。

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年10月14日 12時38分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171013-OYT1T50128.html