「民進党は不滅」で波紋 参院会長驚きの発言

党が分裂して、選挙戦に突入した民進党。
ここに来て、参議院側の幹部から飛び出した「再結集宣言」が、新たな火種になろうとしている。

安倍首相と共に、鹿児島で街頭に立った公明党の山口代表。
「民進党は、この選挙で消えたと思ったら、参議院にまだ残っていた。その参議院の人が、きのう、きょうあたりから、
 『選挙が終わったら、またよりを戻そう』。そんなことを言い出している。そんな国民を欺くようなことをやっている人たちに、
 これからの日本を任せるわけにはいかない」と述べた。

山口代表が厳しく批判したのは、民進党の小川敏夫参議院会長が言及した、民進党再結集の動き。
小川氏は12日、希望の党からの立候補者などに対し、選挙後に、民進党への復帰を呼びかける考えを示した。

今回の選挙で、民進党は、希望、無所属、立憲民主、そして参議院議員が残った民進党に事実上分裂。
前原代表は9月、選挙後に、残った民進党全体で希望の党に合流する考えを示していた。

ところが小川氏は、この前原代表の方針を否定。
小川氏は「希望(の党)に行った前原さんが民進党の代表で、民進党を管理するのはおかしい」と述べた。
さらに、民進党内からは、参院議員を中心に「党を壊した前原代表は、完全に終わりだ」などの厳しい声が上がっている。

これに対し、立憲民主党を立ち上げた枝野代表は、12日に放送したフジテレビの「プライムニュース」で、
「選挙が終わりましたから『元サヤ』に戻りますという話ではない」と、民進党への復帰は否定した。

こうした中、ある与党幹部は「希望の党は、そのうち分裂してなくなるだろう。それよりも、立憲民主が一番勢いがある」と語っている。

 (※詳細・全文は引用元へ→ フジテレビ 17/10/13 19:58)
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00373324.html