「ゾーン30」を示す道路のペイント(松山市束本で)=一部写真を修整しています
取り締まり中の女性警官死亡、現場はゾーン30

 松山市束本の市道交差点で16日午前、交通違反の取り締まり中の女性警察官が車にはねられた交通死亡事故。

 現場周辺は幅4メートル程度の生活道路が走り、5年前には「抜け道」に使う車の事故を防ごうと、四国で初めて最高速度が30キロに制限された「ゾーン30」に指定された区域だった。地域住民は「この地域の道路で死亡事故が起きたのは残念」と口惜しがっている。

 松山東署地域2課の西野裕理巡査(20)が、近くの幹線道路で違反車両の取り締まり中、何らかの目的で住宅街の市道を移動していて、運送会社のワゴン車にはねられ、間もなく死亡した。

 県警によると、束本と桑原、松末の3地区を合わせた区域は、国道11号など交通量の多い幹線道路に近く、地元住民の要望も受けて2012年9月、ゾーン30に指定された。区域に入る部分の道路などに緑や白のペイントで「ゾーン30」と書かれ、住宅街への進入車に速度を出させないようにしている。

 現場近くに住む自治会役員・三好律貞のりさださん(70)は「ゾーン30と知らずに進入してくるドライバーも多く、時にはすごいスピードで走る車もある。2か月前、自治会から警察と市役所に規制強化を願い出ていただけに残念だ」と話した。

2017年10月17日 09時48分
YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171017-OYT1T50027.html

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