福井県池田町の町立池田中学校で今年3月、2年生の男子生徒(当時14歳)が自殺した問題で、
自殺後に行われた全校生徒対象のアンケートで、男子生徒が周囲に「死にたい」と漏らしていたことがわかった。

男子生徒は自殺直前に過呼吸の症状を訴えていたが、学校側は家族に伝えておらず、遺族は「悔やみきれない」と語った。

第三者の調査委員会の報告書によると、アンケートは男子生徒の自殺後、当時の全校生徒約50人を対象に学校が実施。
複数の生徒から「男子生徒が『死にたい』と話していた」との証言が寄せられていたという。

これ以外にも、遺族が学校関係者から知らされたアンケート結果には、担任が男子生徒に対し、「精神的に追いつめてやる」と語ったとの記載があった。
この内容は報告書に盛り込まれなかったため、遺族が調査委に尋ねたところ、「事実が確認できなかった」と答えたという。

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2017年10月18日 9時12分 読売新聞