http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171018/k10011181601000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

18日の東京株式市場は、アメリカ経済への期待感から輸出関連の銘柄を中心に買い注文が出て、日経平均株価はことしの最高値を更新し、およそ2年5か月ぶりとなる12営業日連続の値上がりとなりました。

日経平均株価、18日の終値は17日より26円93銭高い2万1363円5銭で、12営業日連続で値上がりし、ことしの最高値を更新しました。

12営業日連続での値上がりは、おととしの5月から6月にかけて以来、およそ2年5か月ぶりとなります。

東証株価指数=トピックスは1.27上がって1724.64となっています。1日の出来高は13億5776万株でした。

市場関係者は「17日のニューヨーク市場でダウ平均株価が初めて2万3000ドルの大台を突破し、投資家の間にアメリカの景気拡大が続くとの期待感が広がった。日経平均株価も午後に入って、海外投資家から輸出関連の銘柄を中心に買い注文が強まった」と話しています。

経済同友会代表幹事「かなりバブリーな状況」

日経平均株価の上昇が続いていることについて、経済同友会の小林代表幹事は「日本だけではなく、お互いに金融緩和をしたことで世界中でお金が余ってどんな国でも株が上がっており、かなりバブリーな状況になりつつある。日本もいつまでも金融緩和ということはありえないので、何らかの形の準備が必要だ」と述べました。

10月18日 15時58分