http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171018/k10011182141000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

世耕経済産業大臣は18日、アメリカエネルギー省のブルイエット副長官と会談し、地球温暖化対策として、火力発電所などから出る二酸化炭素を回収して地中深くに封じ込める技術を日米の官民で協議する枠組みを新たに設け、協力していくことを確認しました。

火力発電所や工場から出る二酸化炭素を回収して地中に封じ込める「CCS」という技術は、地球温暖化対策の一つとして期待されていて、日米両国が共同研究を続けています。

これについて、世耕経済産業大臣は18日、都内で行われたアメリカエネルギー省のブルイエット副長官との会談で、CCSの技術を活用したプラントの建設を進めるため、日米の官民で協議する枠組みを新たに設け、協力していくことを確認しました。

また、会談では原子力産業の分野で、高速炉や核燃料サイクルの研究開発や原発の廃炉や除染などについて、日米が協力していくことを改めて確認しました。

日米両政府は16日、ワシントンで開かれた日米経済対話で、エネルギー分野での協力を確認していて、こうした協力の確認はその一環となります。


10月18日 22時13分