当時16歳の少年を自宅に住み込ませ、露天商の手伝いをさせたとして、警視庁少年育成課は19日までに、児童福祉法違反(有害支配)の疑いで、指定暴力団極東会系組幹部で露天商の栗原義知容疑者(43)と妻の由美容疑者(40)=いずれも埼玉県羽生市=ら計3人を逮捕した。

 少年育成課によると、露天商の食材の準備や、栗原容疑者が所属する暴力団事務所の草むしりなどをさせていた。少年の休みは月に1日程度で、夏祭りシーズンは1日2時間の睡眠で働かされていたという。栗原容疑者に「逃げたら追い込みかけるぞ」と脅され、ゴルフのパターで殴られたこともあった。

配信2017/10/19 12:56
共同通信
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