10/20(金) 17:50配信

 静岡県の大井川鉄道の蒸気機関車(SL)を撮影するため線路内に立ち入ったとして、県警島田署は20日までに、西東京市の会社員の男(62)と同県川根本町の無職の男(89)、同県島田市の自営業の男(55)を鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で静岡地検に書類送検した。

 容疑は6月17日、期間限定で運行する「きかんしゃトーマス号」などを撮影するため、同町の線路内に立ち入ったとしている。同署によると、3人とも鉄道撮影の愛好家「撮り鉄」で容疑を認めているという。警戒中の署員が発見した。

 大井川鉄道などによると、トーマス号など臨時列車が運行される際、撮影のため、踏切近くの路上を占拠するなど周辺住民に迷惑をかける一部愛好家のマナー違反が目立っているという。昨年8月にも、撮影のため線路内に入った男性2人が同法違反容疑で同署に書類送検された。同社は「列車と接触する危険もあり、マナーを守った撮影を心がけてほしい」と呼びかけている。【早川夏穂】

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