岡山の男子大学生を書類送検 あま市体育館爆破予告電話
2017年10月20日 16時08分

愛知県あま市の市甚目寺総合体育館に爆破予告電話が相次いだ事件で、県警は20日、
威力業務妨害の疑いで、岡山市中区の男子大学1年生(18)を書類送検した。
捜査関係者への取材で分かった。容疑を認め「授業についていけず、友達もできなかった。
ストレス発散でやった」などと供述しているという。

送検容疑は、大学生は9月6日午後2時すぎに3回、7日午前10時ごろに1回、
自宅から自分の携帯電話で体育館事務室に「爆弾を仕掛けた」と電話をかけ、
体育館の業務を妨害した疑いがある。

大学生はあま市のほか、奈良や兵庫など複数の県で同様の電話をしていた疑いがある。
あま市を選んだ理由について「名古屋市と豊田市は知っているが、大都市だと大ごとになると思った。
(あま市が)インターネットの地図で目についた」との趣旨の供述をしている。

あま市などによると、いずれも爆弾は見つからなかったが、市議会が途中で打ち切られ、
体育館の利用者を外に避難させた。市は今月5日、被害届を提出していた。

大学生は奈良市内のレストランに「爆弾を仕掛けた」と電話したとして、9月8日に奈良県警に逮捕された。
取り調べで、あま市の事件への関与を供述した。

中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017102090160805.html