20日午後2時20分ごろ、亀山市安坂山町の野登山で、
鉄塔の解体作業をしていた鈴鹿市南堀江、とび職島田豊さん(32)が
足場から15メートル下の踊り場に転落したと一一九番があった。
島田さんは胸などを強く打ち、搬送先の病院で約三時間後に死亡した。

亀山署によると、鉄塔は高さ38メートル。
島田さんは鉄塔の解体が完了した部分で、足場を解体する作業をしていたところだった。
転落した当時、命綱は外れていたという。
同署は転落の原因や、安全対策に問題がなかったかなどを調べている。

この鉄塔は防災関係の無線通信をするための中継局だった。
中継局の移設に伴い、県が解体を発注し、NEC東海支社(名古屋市)が受注していた。

県防災対策部は
「情報収集に努めている段階。事故調査委員会を設けて転落の原因などを調べる」としている。

以下ソース:伊勢新聞 2017-10-22
http://www.isenp.co.jp/2017/10/22/9146/