石川県警と陸上自衛隊は24日、北陸電力志賀原発(同県志賀町)で武装工作員の侵入などを想定した訓練を実施した。石川、福井、富山3県警と陸自から計約100人が参加。緊急時の役割分担や対応手順を確認した。

国内でテロなどが発生し、政府が治安出動命令を出したと想定。公開された訓練では、原発敷地内に着陸した陸自ヘリコプターから県警機動隊員が降り、警備に向かった。
 
非公開の訓練では、原発周辺の道路で検問を実施。不審車両が現れ、陸自隊員が空砲を撃って制圧する訓練を行った。また、現場を統括する共同調整所を設置。警察と自衛隊の役割分担や配置などを協議し、現場に指示を出すなど対応を確認した。

配信(2017/10/24-17:39)
時事ドットコム
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