航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)のUH60J救難ヘリコプターが同市沖合で墜落した事故で、三重県内の海岸沿いでヘリの備品とみられるものが発見されたことが24日、航空自衛隊への取材で分かった。

同隊によると、23日に三重県の警察官が地上で見つけた。関係者によると、ヘリに備えられていた救急箱とみられる。警察からの連絡を受け、同隊が確認を進めている。同隊は具体的な発見場所を明らかにしていない。

事故は17日夕、夜間捜索訓練のため浜松基地を離陸した救難ヘリが浜松市沖合約20キロの海上でレーダーから消えた。これまでの捜索で現場周辺でヘリのドアやタイヤ、テールローター(後部回転翼)のほか、乗員のものとみられるヘルメットなどが見つかっている。機長ら乗員4人の行方は分かっていない。

配信2017/10/25 08:58
静岡新聞 アットエス
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/419459.html