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10月25日 21時35分

路面電車が走る町として知られる愛知県豊橋市で、ふるさと納税の制度を使って寄付した人を対象に、路面電車の運転が体験できる催しが開かれました。

豊橋市では、ふるさと納税の制度を利用して6万円以上を寄付した人へのお礼として、市内を走る路面電車の運転が体験できる特典をことしから始めています。

25日は、東京や千葉から訪れた3組5人の参加者が、市内にある車両基地で路面電車の運転に挑戦しました。参加者は、車両基地の中の長さおよそ50メートルの線路で、運転士から電車の動かし方やブレーキのかけ方などを教えてもらい、車両がするすると動き出すと歓声を上げていました。

この運転体験は、25日と来月11日の2日間の6組限定で豊橋市が、ことし6月に申し込みを始めた直後に募集枠がいっぱいになったということです。

東京から参加した40代の女性は、「見ているだけだと簡単そうでしたが、実際に運転してみると操作が難しくて大変でした。ふるさと納税のおかげで貴重な経験できてうれしかったです」と話していました。

また50代の男性は、「ふるさと納税は、過剰な返礼品が問題になりましたが、こうした体験型のものは、知らない地域を訪れることもできて大変いいと思いました」と話していました。