http://yomiuri.co.jp/national/20171026-OYT1T50035.html
家電などを不法投棄したとして、北海道警は25日、北海道占冠村上トマム、ペンション経営者(72)ら3人を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で逮捕した。

 他に逮捕されたのは、ペンション従業員の男(46)と、同じくペンション従業員の男(70)の両容疑者。

 発表によると、経営者らは2014年6、7月頃、同村内にある経営者の乗馬クラブ敷地内に冷蔵庫と冷凍庫計約50台(約6トン)を埋め、16年4月頃〜今年6月頃、複数回にわたり、ペンションに隣接する村有の原野にテレビや金属くずなどの混合廃棄物(約1・5トン)を埋めて不法投棄した疑い。

 経営者は約5年前、苫小牧市の知人から「冷蔵庫を解体してモーターや金属くずを売れば金になる」と聞き、この知人から冷蔵庫や冷凍庫を無償で引き取ったが取り出せず、処分に困っていたという。経営者は調べに対し、「処分が面倒で処理費用がもったいなかった」と供述しているという。

 道警によると、01年の家電リサイクル法施行後、道内で対象品目が不法投棄された量では、過去最多。

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