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10月27日 18時44分

27日の東京外国為替市場は、ヨーロッパ中央銀行による量的緩和の縮小が緩やかなペースになるという見方から、ユーロが売られ、円相場はユーロに対して大きく値上がりしました。

午後5時時点の円相場は、ドルに対しては26日と比べて33銭円安ドル高の1ドル=114円10銭から11銭でした。
一方、ユーロに対しては、26日と比べて1円72銭円高ユーロ安の1ユーロ=132円74銭から78銭でした。
ユーロは、ドルに対しては1.1633から34ドルでした。

市場関係者は「ヨーロッパ中央銀行のドラギ総裁が26日に行った会見での発言をきっかけに、量的緩和の縮小は緩やかなペースになるという受け止めが広がり、ユーロを売って円やドルを買う動きにつながった。投資家の間では、日本時間の今夜発表されるアメリカのことし7月から先月までのGDP=国内総生産の速報値が注目されている」と話しています。