JR西日本福知山支社は山陰線綾部−和知(わち)間で、京都行き特急列車2両目の乗務員室ドアが開いたまま最長で約20キロ走行した可能性があると発表した。乗務員室と客室は自由に行き来できたが、乗客約150人にけがはなかった。同支社が原因を調べている。

 同支社によると、特急は1、2両目が「まいづる」、3、4両目が「はしだて」で、綾部駅(京都府綾部市)で連結し27日午前11時ごろ発車。同11時15分ごろに和知駅(同府京丹波町)を発車する際、付近の作業員が2両目のドアが開いているのに気付き指令所に連絡、2、3センチ開いていたドアはすぐに閉められた。綾部駅で施錠は確認していたという。

配信2017.10.28 17:25更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/171028/wst1710280059-n1.html