キリスト教じたいが北方の蛮族を黙らせるために無理やり入信させたものだからな

欧州布教の歴史を見れば、フランク王国の入信に始まり
そもそもこのフランク王国ってのは当時のローマ教会から見ると
アルプス山脈の向こう側の蛮族でそもそも人間かも怪しいぐらいの感覚

これをキリスト教に入信させたらあら不思議
なんだか人間らしく道徳的になり
仕事も頑張るようになった
これに味を占めた領主と教会はどんどん北方に布教を拡大する

最終的にはドイツを制覇し、デンマークやノルウェーまで布教する
この過程でケルト教やオーディン信仰といった野蛮土着宗教は全滅させたので痕跡しか残っていない

こうして教会と領主が支配した10世紀の欧州では村々の一等地に教会がそびえ立ち
言うことを聞かないと地獄に落ちると洗脳しながら
職業から結婚から死亡まですべて教会が管理する宗教独裁体制になっていく
住人は年貢と教会税をおさめるただの奴隷みたいなものだった

これに対して反旗を翻したのは特に貧しい北ドイツであり
ルターはさしずめ反逆者のヒーローなわけである